大脳皮質基底核変性症による体幹機能障害により、障害認定日請求で障害厚生年金2級を受給できたケース【No.107】

相談者:男性50代/無職
傷病名:大脳皮質基底核変性症による体幹機能障害
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
年金決定額:支給月から更新月までの総支給額:636万
有期認定:3年

相談時の相談者様の状況

奥様からのメール相談が始まりでした。夫を心配し、福祉サービス(障害者手帳や特定医療費受給者証等)について調べているうちに、障害年金制度をお知りになったとの事。年金制度を調べるにつれ「自分たちでの請求は困難」と思い、専門家を探したところ、当事務所HPを見つけ、メールにてお問い合わせくださいました。

相談から請求までのサポート

面談には、ご本人が来訪。病歴や経過などをお聞きした結果、初診日が特定でき、障害認定日まであと数カ月ということが判明しました。認定日請求に向け、先行して受診状況等証明書を取得して頂く運びとし、細かい打ち合わせは認定日が近づいてからという事にしました。

認定日が近付いた頃、細かい病状をヒアリングし、診断書を依頼。作成いただいた診断書は、明らかに訂正を要する箇所が複数あり、ご本人を介して訂正や追記を依頼しました。申立書について「的確で、自分が述べた以上にまとめられている。素晴らしい内容で、さすがプロだと思います。」と太鼓判を押して頂き、自信をもって請求手続きに進みました。

結果

3か月後、「障害厚生年2級の年金証書が届いた」とご連絡をいただきました。とても喜んでくださり、後日、奥様からも感謝のお手紙を頂戴いたしました。病状が徐々に進むご病気ですが、そういう状況下においても、「自分の事はなるべく自分でして、少しでも進行を遅らせたい」という懸命な姿勢に、毎回心を打たれておりました。今後も闘病は続きますが、年金受給が少しでも心の支えになればと願っております。

その他の事例はこちらをご覧ください。

この記事の最終更新日 2022年12月2日 執筆者: 社会保険労務士 堤信也

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