統合失調症により、事後重症で障害基礎年金2級を受給できたケース【No.59】
相談者:女性(20代)/アルバイト
傷病名:統合失調症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約234万 有期認定3年
相談時の状況
統合失調症と診断され将来に対する大きな不安を抱える中で、障害年金にたどり着き、本当にか細い声でお問合せをされてこられたのが印象に残ってます。
母親と一緒に相談に来られ、これまでの様子を丁寧に伺いました。
やはり初回は緊張されていたのか、表情も動かず感情の動きも読み取れないほどでしたが、お話を聞いていくうちに少しずつ表情が出てきたので安心しました。
週3日ほどアルバイトをしていらっしゃいましたが、何とか受給できるのではないかと判断し、お願いしたいという意向もあり受任させて頂きました。
依頼から請求までのサポート
面談時には必ず母親と同行で請求準備を進めました。
話をしていくうちに本当に懸命に少しずつ自分の病状を聞かせてくれました。
今まで出来ていたことが出来なくなったのが本当に辛い、体が言うことを聞いてくれないと弱々しい声で一生懸命に語ってくれた時に、何とかして年金を受給できるようにしてあげたいと強く思ったのを覚えています。
診断書も丁寧に作成頂き、無事にご相談から2か月ほどで請求できました。
結果
請求して1カ月半ほどで無事に障害基礎年金2級の証書が届いたとのご報告を相談者自身から涙ながらに受けることが出来ました。
まだまだお若くこれからの人生も大変な苦労をされながらの生活となるかも知れませんが、少しでも希望の光が見えて頂けたら嬉しいと思います。
お困りの方はぜひご相談ください。
他の統合失調症の事例はこちらをご覧ください。
この記事の最終更新日 2022年12月2日 執筆者: 社会保険労務士 堤信也