統合失調症で障害基礎年金2級に認定され、約230万円を受給したケース【No.8】

相談者:女性 (40代)/無職

傷病名:統合失調症

決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級

支給月から更新月までの総支給額:約230万 有期認定3年 

相談時の状況

20年ほど前に職場での人間関係が原因で、うつを発症。当初は明確な診断がつかずドクターショッピング状態で転医も多くされていました。通院を続けていたが症状は改善せず、その後は自己判断で通院を中断。家族との折り合いも悪く、5年ほど前からまた症状が悪化してきた。

現在は父母と同居しています。ホームページで障害年金の存在を知り、本人より相談を受けました。

依頼から請求までのサポート

まずは、本人さんに依頼していた病歴を見ながら面談をスタートさせるも、初診が20年ほど前であることもあり、病歴があいまいでしたが、丁寧な聞き取りをしていくうちに、徐々にリラックスされ、当時の記憶もはっきりしてこられました。

ただし、ここから予測してはいましたが、初診証明にかなり苦労をしました。病院の医事システムによる記載のみの受証しか取れず、対策を考えていたところ、当時の状況を記した父母の日記があることが判明。病院名までは記載されていませんでしたが初診日を補強する意味でそれらの日記を参考資料として添付し、請求を行いました。

結果

障害基礎年金 2級の受給が決定し、次回の更新月までに約230万円の受給が決定しました。

このケースは、本当に相談者との二人三脚状態で、頭を悩ませながらの請求となりました。
面談を重ねに重ね、次第に当時の記憶が明確化してきたことや、相談者との良好な信頼関係が構築できたことがこの難関を突破できた最大のポイントだと思います。

いざ請求という時には、「先生を信じて頑張ってきました、たとえ結果が出ずともここまで親身になって頂けるとは思わなかった」と言ってくださったことがとても記憶に残っています。どんなに困難でも決してあきらめない粘り強い姿勢と、それに呼応してくれた相談者と勝ち取った大切な権利です。

 

他の統合失調症の事例はこちらをご覧ください。

 


この記事の最終更新日 2022年12月2日 執筆者: 社会保険労務士 堤信也

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