当初、自身で請求。何度も返戻となり、どうしていいか途方に暮れていた中、ご相談に来られ、障害基礎年金 2 級の遡及認定まで無事に決定したケース【No.110】

相談者:女性30代/無職
傷病名:双極性障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
年金決定額:初回年金振込額約480万有期認定:約3年

相談時の相談者様の状況

精神科クリニックからのご紹介案件でした。平成30年11月、ご自身で請求をされたものの、書類不備等の為、再三にわたり返戻をされ、途方に暮れている状況でした。
一生懸命にしているのに、これ以上どうしていいか分からず、主治医に相談したところ、「この方に相談してみてはどうか」と当事務所のことを教えてくださった事が契機となり、お母様からお問合せいただきました。ご本人とお母様が来訪の上、面談の運びとなりました。

相談から請求までのサポート

障害年金を受給する為、様々な努力をして書類を整備されましたが、一般の方々には分かりにくい制度である上、必要とされる目的や論点も理解しにくく、一筋縄では進まなかったご様子でした。また、年金事務所の相談員の指示通りに書類を取得したにもかかわらず、また不備があり再返戻されるなどして精神的にも疲弊し、どうしていいか分からず病状増悪に繋がった経緯がありました。

本事案は確かに制度に熟知していない方が手続きを行うには難易度が高いと判断できる状況であり、請求に当たり全体像を把握するため、綿密に病状の経過、通院歴などをお聴き取りし、障害基礎年金2級の受給を目標に受任しました。今回の返戻対象は、主に「初診日を争うもの」でしたので、そこをきちんとお聴き取りし、全体の整合性が取れたしかるべき書類を揃えました。

さらに、これまでの状況を精査した結果、遡及請求も可能と判断し、新たに障害認定日分の診断書作成も依頼。病歴が長く、通院歴も多岐に渡っていた上、診断書の既存傷病に「発達障害」も入っていた為、申立書作成には特に力を注ぎました。ご紹介くださった医師にも面会させていただき、「長年苦しんできた方なので、力になってあげてください」と言われ、励みになりました。

結果

弊所請求手続きから約3か月半後、障害基礎年金2級の証書が届いたとのご連絡を頂きました。

「おかげさまで決まりました。ありがとうございます!自分達の最初の取り掛かりから今回の決定まで長かったですけど、ホッとしています。お力添えいただき、本当にありがとうございます。」と、大変喜んでくださいました。

現在は障害者雇用で、少しずつ社会に慣れる事から始めていらっしゃいます。無理せずに頑張って…、と心から思っています。

行政機関での相談では、相談員の皆様の懸命な努力もありますが、たくさんの方々を相手にする為、個人個人に親身になって時間をかけて相談に乗る事は、実務的には極めて困難と感じます。相談者様は、途中で諦めることなく、私どもの所にご相談に来られたことで、無事に受給に繋がり、遡及も決定しました。手続きで行き詰まってある方は、一度ご相談ください。

その他の事例はこちらをご覧ください。


この記事の最終更新日 2022年12月15日 執筆者: 社会保険労務士 堤信也

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