脳性麻痺と関節リウマチにより、初めて2級請求で障害基礎年金2級を受給できたケース【No.36】

相談者:女性(50代)/無職

傷病名:脳性麻痺、関節リウマチ

決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

支給月から更新月までの総支給額:約234万 有期認定3年 

・相談時の相談者様の状況

 相談者は約17年前に一度ご自分で障害年金という制度を知人から聞き、脳性麻痺による障害年金の請求をされていますが、結果は状態不該当として不支給処分となっておられます。
 
 当時は物凄くショックだったことを覚えておられ、今回は脳性麻痺に加え関節リウマチにより日常生活に大きな支障が出始めたため、前回のような悔しい想いはしたくないとのことで最初から専門家に依頼しようと考えておられました。インターネットで色々と調べられた結果、当事務所でのご相談となりサポートすることとなりました。

・相談から請求までのサポート

 今回のようなケースでは、まず以前請求した脳性麻痺の障害程度の見極めのため、前回請求時の書類を取寄せ確認することから始めましたが、やはり診断書内容からは不支給処分が妥当との印象を受けました。
 
 よって、関節リウマチの障害状態が焦点となりますが、こちらの障害状態は著しく大きいものであったので、診断書作成時の注意点を主治医にしっかり伝えることを相談者にきちんと説明し、無事に想定内の診断書を作成頂けることとなり、今回は「初めて2級」という請求方法で請求しました。
 
 初めて2級請求というのは、簡潔に言うと前発傷病(今回は脳性麻痺)に更に別傷病(今回は関節リウマチ)が発症し、それらを併せた結果、障害年金2級に相当するという考え方をもって請求することを言います。

・結果

 今回、無事に初めて2級請求が認められ、障害基礎年金2級を勝ち取ることができました。この初めて2級請求というのは、ほぼ年金事務所や市役所の相談員では気付くことができない内容で、障害年金を専門でやっている我々だからこそ、そうした手法に気付くことが出来るところです。

 一度ご自分で請求し不支給処分となっているからこそ、今回の結果を受け相談者の感激ぶりは本当に嬉しいものがありました。このような方々をお一人でも救うべく日夜研究を重ねていますので、ぜひお早目にご相談ください。

 

他の脳疾患による事例はこちらをご覧ください。

 


この記事の最終更新日 2022年12月2日 執筆者: 社会保険労務士 堤信也

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