剪定中の転落事故により障害認定日請求で障害厚生年金 1 級を受給できたケー ス【No.104】
相談者:男性40代/会社員
傷病名:非骨傷性頚髄損傷、鎖骨遠位端骨折、左上下肢不全麻痺
決定した年金種類と等級:障害厚生年金1級
初回年金振込額:約200万円
有期認定:2年
相談時の相談者様の状況
奥様からのお問い合わせ。庭木剪定中、3mの高さから落下。頚髄損傷などで左上下肢麻痺となられ、車いすでの生活を余儀なくされてありました。
「請求書類の作成等は社労士にお願いした方がいい」と知り合いから助言され、社労士への面談を希望。当事務所HPをご覧になり、お電話を頂きました。「お電話したところ、分かり易く説明して頂き、安心したから」との理由で、依頼を決心され、面談への運びとなりました。
相談から請求までのサポート
奥様が代理でご来訪。事故から受診するまでの経過、その後の通院・入院歴、日常生活状況等を、書面にて整備していただいてご来訪いただきましたので、大変助かりました(面談時間の短縮にも繋がります)。麻痺状態の詳細をヒアリングして、診断書依頼へ進みました。
診断書完成までに時間を要しましたが、障害認定日時点の診断書も取得でき、スムーズな請求手続きとなりました。申立書についても「よくまとめてくださり、ありがとう」と、とても暖かいお言葉をいただきました。奥様が朗らかで、穏やかな雰囲気での面談で終始しました。
結果
約3か月後、「障害厚生年金1級の通知が来ました」と奥様よりご連絡が入りました。職場での配慮が厚く、無事復職され、過ごしやすいように手すり設置などの対応をしていただいているとのことでした。無念にも重い障害を抱えるようになった中、職場のあたたかい待遇のもと復職できたと知り、とても嬉しく感じました。
「制度の細かなところも分かりやすく丁寧に教えてくださり、とてもよかった。本当にありがとうございました。」との感想もいただきました。
万全な体制での手続きをご希望される場合は、専門家にご相談ください。
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この記事の最終更新日 2022年12月2日 執筆者: 社会保険労務士 堤信也