パーキンソン病により事後重症請求で障害厚生年金3級を受給できたケース【No.75】
相談者:女性(60代)/ 無職
傷病名:パーキンソン病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
支給月から更新月までの総支給額:約174万 有期認定3年
相談時の状況
はじめは歩行時に違和感を覚え、徐々に左上下肢に麻痺症状が現れ始め、受診。パーキンソン病と診断されました。初診日から約4年経ち症状が悪化、仕事も出来なくなり退職した頃、障害年金の事を知り、インターネットで調べているうちに、当事務所HPを見つけ、メールにて相談してくださいました。お一人では外出が困難でしたので、ご主人と共に来訪されました。
相談から請求までのサポート
病状、病歴を確認しながら事実確認を進めました。
聞き取りの結果、障害厚生年金3級以上を目標に請求手続きに入りました。日常生活状況を詳しくヒアリングし、診断書作成をする際の注意点などを細かく説明し、診断書の作成を依頼しました。
作成していただいた診断書に、どうしても疑義のある箇所がありましたので、相談者様を通じ訂正を依頼させていただきました。また特別支給の老齢厚生年金を受給中であったので、障害者特例も視野に入れ、相談者様にとって最適な年金となるよう、請求手続きをしました。
結果
請求してから約3カ月後、障害厚生年金3級の支給決定通知が来たとの連絡が入りました。
「障害年金の事が何も分からず、どこに相談したらいいのかさえ分からなかった中、親切に対応していただき、受給も決定。本当に助かりました」との有難いお言葉を頂戴しました。闘病は続きますが、少しでも明るい気持ちにするお手伝いが出来たと感じています。
障害年金を受給できる方に、受給を導き、受給によって少しでも安らぎを感じてほしいというのが、私たちの日々の目標です。障害年金の制度自体を知らないし、説明を聞いても専門用語等が難しく理解が出来ない、というお言葉をよく耳にします
私たち専門家にお任せいただければ、必要な事はこちらで指示をさせて頂きますし、書類等の作成もこちらで全ていたします。
請求手続きが難しそうでどうしようか悩んでいらっしゃる方は、ぜひご相談ください。
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この記事の最終更新日 2022年12月2日 執筆者: 社会保険労務士 堤信也