うつ病により、認定日請求で障害厚生年金2級を受給できたケース【No.64】
相談者:男性(50代)/無職
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約355万 有期認定2年
相談時の状況
長年勤めてきた会社でのストレスや配置転換により、うつ病を発症されていました。
初診日から約1年後にお電話でご相談して下さいましたが、障害認定日は1年6か月後になるという事、また、その頃まで今の病状が続いているならばお電話下さるようお伝えし、いったんお切りしました。
障害認定日を迎えたころ、再度お電話をいただきました。傷病手当金を受給している状況だが、もうすぐ期限が来るので、障害年金を受給できないかとお考えでした。遠方の方でしたが、ご来所いただけるとの事でしたので、面談への運びとなりました。
依頼から請求までのサポート
一見普通に見える方でしたが、話をお聞きするにつれ、実際はとても重い病状だという事が分かり、年金受給が可能と判断。
日常生活状況を詳細にヒアリングしまとめたものを添付し医師に診断書を依頼しました。
その結果、十分に相談者の状態を反映した診断書が出来上がり、自信をもって請求に臨むことが出来ました。
結果
請求して約2か月後に、無事に障害厚生年金2級の証書が届いたとの連絡をいただきました。
相談者は、長年同じ会社に勤務し、重職を担われ会社に貢献して来られました。そんな中、激務から体調を壊し、休職するも復職の道が見えずやむなく退職となり、今後の生活に大きな不安を抱いておられた事は言うまでもありません。今回、想定通りの2級支給決定となり、不安を解消する手助けができたかなと安堵しているところです。
うつ病で障害年金が受給できないかと思われましたら、お気軽にご連絡ください。
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この記事の最終更新日 2022年12月2日 執筆者: 社会保険労務士 堤信也