うつ病と知的障害により、事後重症で障害基礎年金2級を受給できたケース【No.57】
相談者:男性(30代)/無職
傷病名:うつ病、知的障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約234万 有期認定3年
相談時の状況
相談者の母からご相談を受け、母のみでの面談となりました。
母が年金事務所に行ったものの、書類も多くこれまでの病歴をまとめる申立書の作成に自分たちでの請求はとてもじゃないが難しいと思われたそうです。
また相談者については以前から様子がおかしいと思う部分はあったが通院等は一切されず、今回うつ病の症状が出始めたため精神科を受診したところ、知的障害があることが判明したというケースです。
相談者は入院中で、母親からの強い希望もあり、受任することとなりました。
依頼から請求までのサポート
相談者自身は入院中で症状も悪いという事で、母親からこれまでの病歴等のヒアリングを行いました。
数回お会いし請求準備を進め、診断書もこちらの意向を十分にくみとった内容を作成頂き、ご相談から1カ月ほどで万全の状態をもって請求に臨みました。
結果
わずか1カ月ほどで無事に障害基礎年金2級の証書が届いたとのご報告を母親から受けることが出来ました。
当事者だけでは気持ちばかりが焦り、また普段慣れない書類を作成する等、計り知れない苦労が必要でおそらく請求自体かなり時間がかかったものと推察します。
我々専門家に依頼するメリットの一つとして、迅速な対応も大きいです。
請求月が遅れれば遅れるほど、相談者が受け取れるはずであった年金が受け取れないことになります。
当事者だけで悩む時間ほどもったいないことはありません。ぜひご相談頂ければ幸いです。
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この記事の最終更新日 2022年12月2日 執筆者: 社会保険労務士 堤信也