障害年金の審査が厳しくなっている?(20250201)

堤社労士事務所の堤です。
今月から、コラム記事を随時発信することにしました。
障害年金でお困りの方々の心に届くことを願いながら、思いを込めてお届けします。

近年、障害年金の審査が厳しくなっていると強く実感しています。
私もこの分野に14年半ほど携わっていますが、これまでにないほどの厳しさを感じる状況です。

特に精神疾患(うつ病など)の方々に対する審査は、ますます厳しくなっています。
就労中であること、単身生活であること、福祉サービスを利用していないことなどを理由に、
不支給となるケースが増えてきました。

また、最近ではカルテの提出を求められる事例も急増しています。

この傾向については、日頃から切磋琢磨している全国の仲間とも危機意識を共有しています。
現状では、不服申立てや再請求で対応するしかないのが実情ですが、
病院の医師からも「最近の審査は厳しくなっているのでは?」という声が聞かれるようになりました。

この状況に対応するためには、より精度の高い書類を作成することが求められます。
「自分で手続きをしてみたが、うまくいかなかった」というご相談も、例年より増えている状況です。

今後も、障害年金でお困りの方々の最後の砦となれるよう、全力で尽力してまいります。


この記事の最終更新日 2025年2月3日 執筆者: 社会保険労務士 堤信也

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