双極性障害により事後重症請求で障害厚生年金3級を受給できたケース【No.82】

相談者:男性 40代 / 無職 

傷病名:双極性障害

決定した年金種類と等級: 障害厚生年金3級

年金決定額:支給月から更新月までの総支給額:約117万 有期認定2年

相談時の相談者様の状況

職場で仕事を覚えられない事や人間関係の悪化等から、約10年前にうつ病を発症されました。通院しながら、懸命に就労していましたが、症状の悪化に伴い、欠勤や休職が増え、退職。その後、就労することが困難な状況になってしまいました。

自身で障害年金の請求を試みようとしましたが、年金事務所で請求の困難さに戸惑い、専門家に依頼しようとインターネットで調べ、当事務所HPを見て「一番信頼出来そうだ」と感じていただき、連絡をくださいました。

依頼から請求までのサポート

病歴、病状、日常生活状況をお聞きしながら、確認作業に入り、障害厚生年金3級以上を目標に手続きを進めていくことで受任。

同時期に数か所の病院に通院されていた時期があったので、通院歴の確認作業を念入りに行い、審査する側(日本年金機構)にも分かりやすい申立書作りを心掛けました。

日常生活状況を詳しくヒアリングし、診断書作成時の注意点などを細かく説明し、診断書の作成を依頼しました。

病歴年数が経つにつれ、病名も変わり、また新たに発達障害も加わった為、病状また初診日については特に念入りに申立書で補足を行い、無事に請求手続きに進みました。

結果

請求してから約4カ月後、障害厚生年金3級の支給決定通知が来たとの連絡が入りました。

お願いして、本当に良かったです。ありがとうございます。」と何度も何度も言ってくださいました。

仕事に就いても病状が悪化し長続きせず、将来については「諦めている」と仰っていたので、年金を受給する事で、生きる希望のようなものを何とか得てもらうことが出来るように…という一心でサポートしてまいりました。

現在は少しずつ、職場体験や実習等に挑戦し、前向きに過ごされているご様子です。

障害年金の請求は、時として非常な困難を伴います。また、請求する事自体は出来ても、結果が伴わなければ意味はありません。今回の相談者様は自身での請求は困難と判断し、私共のところに相談してくださいましたが、実際、ご自身で進められていたら、残念な結果になっていたことが予見できる案件でした。請求に不安がある方は、一度ご相談ください。

 

他の脳疾患による事例はこちらをご覧ください。

 


この記事の最終更新日 2022年12月2日 執筆者: 社会保険労務士 堤信也

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